ピアノの調律
我が家にはアップライトのピアノがある
私は幼稚園の年中から小5まで『ドレミファソ〜ラファ ミ・レ・ド♪』でおなじみの某音楽教室に通っていた
教室で主に使うのはエレクトーンでかつ団地住まいなのに、なぜ母がアップライトのピアノの買ったのかとか、ほかのピアノの思い出は色々あるのでまた別の機会に書くとする
今日はほぼ2年ぶりのピアノの調律の日だった
本来は年に1度お願いするのだけど、コロナ禍や調律師さんの事情で長くできずにいた
そんなにピアノを触らないものの、こんなに間が空いたのは初めてで
調律してもらう前にピアノを触ると全体的に少し音が狂っていて、ところどころ目立つ音がある
いつもは特定の音以外はそんなに気にならないからやはり定期的に調律してもらうことに意味があるなと感じた
調律師さんが調律に取り掛かるときは
ピアノを調律できる状態にするため外の蓋や一部のパーツを外していく
ピアノの内部が見え、ハンマーが弦を叩く様子がわかる
単純なようで複雑な、でもずっと昔からある形
楽器が見るのが好きだ
そのうち調律が始まる
1つの音を調律するときは、ほかの音も出しながら調律をする
調律していくうちに少しずつ少しずつ音の歪みやノイズがなくなって、混じりけのない、芯のある音になる
その行程を聴いているのが好きだ
何度も繰り返して、音が揃っていく